Cybernet Japan

Matteo Belfiore Architecture

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OCEANパートナーである「MBA Matteo Belfiore Architecture」がプロジェクトリーダーとして設計を行ったオフィスリノベーションプロジェクトをご紹介いたします。



東京秋葉原にあるCAE(*1)を活用した製造支援を行っている、世界有数の日本企業の本社オフィスのリノベーションプロジェクトです。

プロジェクトリーダーのMatto氏によって、「INTEGRATION」(統合)「INNOVATION」(革新)「FLEXIBILITY」(柔軟性)「SUSTAINABILITY」(サスティナビリティ)「BIO-WELL-NESS」(バイオウェルネス)の5つの設計戦略を元にプランニングが行われたオフィスです。

近年のオフィス設計に多用されるABW(*2)の手法や、WELL認証(*3)などの評価基準も視野に入れて設計されていますが、特に力を入れているのが「SUSTAINABILITY」と「BIO-WELL-NESS」です。


オフィス空間全体は、スタッフたちの満足度や健康に気を使いながら仕事ができるように配慮して設計され、イタリア由来の創造性とハイクオリティプロダクトに、伝統的な日本デザインのミニマリズムと柔軟性を統合した設計を取り入れ、効率性と機能性を上げるために最先端の技術とハイテク家具が組み合わせて様々なワークスタイルに対応させています。




什器や内装材は、「ミニマリズム」「クオリティ」「モジュール」「自然性」をテーマに選定されています。

経営方針と合わせて可能な限り整理されたオフィスレイアウトは、オフィスから不要なアイテムを大きく削減し、同じ床面積でも、スタッフのワークスペースやデスクサイズに割り当てて、作業効率の向上と圧迫感のない低密度な空間を実現させています。不要なアイテムを減らし、クリアガラスのパーティションを用いることで、照明設備を削減し消費電力の削減にも貢献しています。



クオリティが高いアイテムを導入することで長い間使い続けることができ、廃棄や交換の必要性も大きく削減しています。

空間全てでモジュール設計を持ちいることで、万が一問題や破損が発生した場合でも、必要最低限のコンポーネント交換で対応でき、そのコンポーネントをリサイクルすることが出来る材料で選定されています。

空間を構成するほとんどの素材は天然由来の物で構成され、アルミニウム、セラミックタイル、ガラス、木材などでリサイクルが容易に可能になります。


オフィスを新しくするとき、引っ越しの準備や移転の手続きなど、やらなきゃいけないことは山ほどあります。

だからといって、決して妥協して色々決めてしまうことは絶対に避けるべきです。実際に使用し始めてからのことや、もしもの時の問題や破損が起きたときにどうするか、この先レイアウトを変更するときにどう対応できるようにするか。何年・何十年先までいつまでもきれいに使い続けられるオフィスにできるかどうか。

オフィスを使い続けていくことを考えて設計をするのが、新しいオフィスでとっても重要で、これから必ず求められるはずです。


 

竣工年月日 : 2021

オフィス面積 : 1000 sqm

LOCATION : 東京都千代田区

GENERAL CONTRACTOR : 株式会社 秀光

PROJECT : Matteo Belfiore Architecture

Project leader : Matteo Belfiore

SERVICES PROVIDED : Interior design, Graphic design, Product design


 


MBAのホームページのProjectには、さらに詳しく紹介されています。

是非下記URLからご覧ください。


MBA -Cybernet Japan Headquarters-

https://www.matteobelfiore.com/cybernet/



(*1)computer-aided engineering

コンピューターによる設計・構造解析、シミュレーションや数値解析をするエンジニアリングのこと

(*2)Activity-based working

働く人々が自分の仕事内容に応じて働く場所や時間を選び効率よく仕事をするオランダ発祥のワークスタイルのこと

(*3)WELL Building StandardTM

2014年にアメリカで始まった、空間を「働く人の健康」を評価基準として設定した新しい空間の採点基準のこと